せたがやさんぽ 番外編
2015年1月16日に行われた世田谷ボロ市潜入レポート!
「世田谷ボロ市」開催前のボロ市通りに行ってみた。
「世田谷ボロ市」について調べていると、やたらと出てくるのが「当日はとても混んでいる」という情報。それは普段のボロ市通りからは考えられないほどの混み具合なのだそうです。そう言われると、一体どれぐらい普段のボロ市通りは空いているのかが気になりませんか? 野次馬的好奇心から、筆者は世田谷ボロ市開催前日の1月14日にボロ市通りを訪れてみました。
世田谷ボロ市はボロ市通りを中心に、世田谷通りの一部、上町駅・世田谷駅周辺と広い範囲で行われます。主なアクセス方法は東急世田谷線です。
東急世田谷線世田谷駅に行ってみる。
やたら絵になる光景です。
路面電車である世田谷線が走る街並みは、世田谷区の中でも独特の雰囲気を持っています。閑静というか、上品というか……そんな雰囲気を象徴するかのように、ホームで少女が一人、ベンチに座って本を読んでいました。これが普段の風景なのでしょうか。事前調査によると、当日の駅構内は非常に混むということですが……前日にはまだその気配は感じられません。
「ボロ市通り」に行ってみる。
世田谷ボロ市会場図
世田谷駅を出て南に進むと、世田谷ボロ市の会場に辿り着きます。一部が会場となっている世田谷通りは、所謂“地域の商店街”という雰囲気で、美味しそうなたこ焼きの匂いが食欲をそそります。
さあ、いよいよボロ市通りに着きました!!
おや……?
ここがボロ市のメイン会場となる「ボロ市通り」です。左手が郷土資料館で、奥に見える紅白幕が当日本部となる場所。地元の人と見られる方が自転車で走り抜ける姿を何度も見かけましたが、基本的にはこちらもとっても静かな“地域の商店街”という感じのようです。
ところどころに「世田谷ボロ市」の気配が。
とはいえ、ボロ市通りのビッグイベントである「世田谷ボロ市」に向けて、ざわついているようです。
まちの至るところにボロ市の影響が及んでいるようです。当日は使えない駐車場があれば、臨時の駐輪場ができていたりもします。個人的に興味深かったのは、ペットボトルの回収時間が変更になるという張り紙。このように、ボロ市通り周辺に住んでいる人に向けたアナウンスをたくさん見つけることができました。
それもそのはずで、ボロ市通りは少し路地に入ると普通の住宅街なのです。1年に2度とはいえ、この近さで大規模な市が行われるとなると、住民の人たちは大変なのでは?と思わずにはいられません……。
ということで、世田谷ボロ市前日にボロ市通りを散歩してみましたが、ほのかな祭りの匂いを感じつつ、周辺住民へのいらぬ心配をしてしまった筆者でした。
「世田谷ボロ市」当日の様子は如何に?!
期間中はもちろん特別ダイヤです。
気を取り直して、1月16日に世田谷ボロ市に向かいました。15日はあいにくの雨天で、商品を出しきれないお店もあったといいます。16日も晴天!とはいかず、少し雲が目立つ天気でした。
さて、毎年激混みと噂の「世田谷ボロ市」ですが、今年は平日開催ということもありますし、一体どれほどの混み具合なのでしょうか……!
世田谷駅から見てボロ市会場の入口、世田谷通りから見た様子。
さすがに大盛況です。世田谷駅を降りたところからすでに長蛇の列ができていました。
ちなみに世田谷ボロ市は、曜日に関係なく毎年必ず12月の15日・16日と1月の15日・16日に行われます。2015年1月15日・16日は木曜日と金曜日で、前述したとおり平日の開催となったわけですが、そんなことは感じさせないお客さんの入り具合でした。
これで一安心! ということで、そろそろ普通に世田谷ボロ市を楽しんでみましょうか!