せたがやさんぽ 番外編
「奥沢」は“奥深い”場所だった。
鳩も自分がどちらの区にいるのかは意識していないはず
「奥沢」という地名の由来は、『呑川（のみかわ）の下流から見て奥深い沢地』からきているそうです。なるほど確かに「自由が丘」と「田園調布」に挟まれているという土地にありながら、「奥沢」というブランドを守り続けているあたりは“奥が深い”です。実際に町を歩いてみて感じたのは、全体的にちょっと特殊な上品さを持った町なのではないかということでした。派手すぎず地味すぎず、淡々と「奥沢」としての存在感を保っている町。「奥沢」を住む場所に選ぶ人の気持ちが少し分かるような気がしました。
あとがき
書いた人：MO
全国的にも有名な「自由が丘」「田園調布」に囲まれているという地域がどんなところなんだろう？という野次馬根性から散歩してみた「奥沢」ですが、どちらの地域にも負けない独特な雰囲気を持つ、とても素敵な町でした。
筆者はこの散歩以前にも「自由が丘」にお出かけしたことがありましたが、そのとき遊びに行ったところの住所は「奥沢」だったということを今回の取材で知りました。どこかの地域に遊びに行くときって、住所まで気にしないものなのですね。遊びに行く側はそれで十分ですが、そこに住んでいる人にとっては意外と重要な問題だったりするのではないでしょうか。ということでこの件についての奥沢民の感想が聞きたいなと思った次第でありました！
個人的にはもう一度お練り神事の時期に訪れたいと思いました。大蛇こわい。
