せたがやさんぽ 番外編
住みたい町ランキング上位の「下北沢」で“下北らしい”変わったところと“下北らしくない”のんびりしたところを探す！
「下北沢」といえば？
下北沢駅南口前の様子。
駅の看板を写真撮影する人も多いです。
「下北沢」といえば、どんなイメージがありますか？ 「音楽」「古着」「演劇」などなど、どことなくサブカルチャーに強い若者の町……という印象が一般的ではないでしょうか。渋谷や原宿へのアクセスも良い下北沢は、地理的には「世田谷区」なのです。以前のせたがやさんぽで取り上げた
「奥沢」は、住民の年齢層も高めの高級住宅街でしたが、同じ区内にここまで雰囲気の異なる町が混在しているというのが「世田谷区」の面白いところですよね。
さて、そんな下北沢の玄関である「下北沢駅」は、小田急線と京王井の頭線の2つの私鉄路線が通る乗換駅です。筆者がでかけた日の駅周辺は工事まっただ中でした。そういえば、数年前に訪れたときも工事中だった気がします。
やたら工事中の「下北沢駅」
真っ赤なクレーン車が青空に映えます。
ということでウェブサイトで『下北沢駅』と検索してみると、『下北沢駅 工事』というキーワードが出てきます。いつ行っても工事中の下北沢、というイメージの人も多いのではないでしょうか。ということで、調べてみました！ 実は小田急電鉄が混雑を緩和するために行なっている複々線化事業の対象となるエリアに下北沢駅は入っているんです。在来線を地下化する工事は2004年に始まり、2013年に無事終了しましたが、今もなお、トンネルや駅舎工事、交差道路の整備などのために工事が続いているのです。最終的な完成は2018年度を予定しているんだとか。まだまだ下北沢駅の工事は続くみたいですが、ますます便利になることに期待です！
思わず二度見してしまうオブジェたち
下北沢には個性的なお店がたくさんあります。新しいお店も昔ながらのお店もどちらも混在しているところが下北沢の面白いところですが、そうすると必然的にお店の数も多くなります。そういうわけかどうかはわかりませんが、いろいろなお店でユニークなしかけや、思わず目を引くオブジェがたくさん見られました。今回見つけたものはあくまでその一部ですが、こんな個性的な雰囲気、他の町にはないですよね？
それぞれのお店がすごく気になります……。
ぜひ実際に行ってみてください！
下北沢名物「シャッターペイント」
開店前や定休日などでシャッターを閉めている間も、下北沢のお店は気を抜いていません！ 下北沢駅周辺のお店のシャッターには、賑やかなペイントがなされているのです。
シャッターに絵、というと、まず浮かぶのが「落書き」です。落書きは景観を損ねるだけでなく、その町全体の雰囲気も悪くしてしまいます。そこで、その落書きを消すのではなく、敢えてデザインした絵を描くことで勝手な落書きを防止するだけではなく、町全体の雰囲気もよくしていくという試みが全国的に広まりつつあります。下北沢でもそういった試みが行われており、見ているだけで楽しくなるようなシャッターペイントを多く見ることができるんです。特にお店がまだ開店していない朝方は、バリエーション豊かなシャッターペイントが数多く見られます。ちょっと早起きしてシャッターペイント巡りなんてしてみるのも良いかもしれませんね！
