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突撃!シニアライフの現在

シニア向けの社交ダンスで健康維持とコミュニケーション!

ジャパンソーシャルダンスクラブが主催する「シニア社交ダンスクラブ」の世田谷クラスを見学してきました!


『突撃!シニアライフの現在』は、一歩進んだイマドキのシニアライフスタイルを提案するコーナーです。

今回紹介するのは、シニアの方におすすめな「社交ダンス」という世界。
「社交ダンスなんて難しそう……」と思ったそこのあなた!
手軽に始めて続けられる社交ダンスの魅力を余すところなくお伝えします!

ということで、週に1回、桜新町で行われているシニア向けの社交ダンスクラブを突撃取材してきました!

シニア社交ダンスクラブ「世田谷クラス」に潜入!

「社交ダンス」と聞くと、華やかな衣装を身にまとい、緊張感のある動きで美しさを競い合う厳しい世界……という印象があります。しかし、ジャパンソーシャルダンスクラブのヨシ矢野さんいわく、それは日本の競技ダンスに限定されたもので、矢野さんが教えているアメリカンスタイルの社交ダンスは、パーティーなどで気軽に楽しみながら踊れるスタイルなのだそう。実際はどういうものなのでしょうか? 矢野さんが主催している「シニア社交ダンスクラブ」を見学してきました。

まずは入念な準備体操から。

毎週月曜日の13時30分から、シニア社交ダンスクラブの世田谷クラスは開講されています。13:00を過ぎた頃から続々と生徒のみなさんが集まり始めます。シニア社交ダンスクラブで習う社交ダンスは「アメリカンスタイル」という気軽に始められるスタイルで、普段着でも楽しむことができます。生徒のみなさんはそれぞれの動きやすい格好で通われているようでした。
準備体操は基本中の基本ですね。
準備体操は基本中の基本ですね。
時間になると、まずは準備体操から始まります。腕や脚の曲げ伸ばしを入念に繰り返します。人によっては結構ハードな動きのように見えるのですが、それぞれの身体の調子に合わせて調整しながら行なっているようです。あくまで無理はしないで、楽しみながらということですね。矢野さんがところどころで生徒さんと会話をしながら、なごやかに時間は過ぎていきます。
ほっこりする光景です。
ほっこりする光景です。
コミュニケーションをとるのは、矢野さんと生徒さんだけではありません。生徒さん同士の仲の良さも非常によく伝わってきました。片足で立つ体操では、「壁に手をついても良いですよ」という矢野さんの掛け声の中で、互いに手を取り、支えあう生徒さんの姿も。このような動きが自然とうまれる環境はとても素敵ですよね。
準備体操は15分ほどかけてじっくりと行われました。いよいよ社交ダンスの練習に入っていきます。

これぞ社交ダンス! ステップの確認

矢野さんの“良い声”による掛け声が響きます。
矢野さんの“良い声”による掛け声が響きます。
社交ダンスのレッスンはステップの振り返りから行われます。流石みなさん慣れているだけあってスムーズに動いていますが、これがなかなか難しそう。初心者には難しいのでは?と思ってしまいますが、矢野さんに聞いたところによると、通われている生徒さんは何年も続けて通っている方から、数ヶ月前に通い始めたばかりの方までいるとのことで、誰でも気軽に始められそうで一安心です。
私だったら足を踏んでしまいそう……!
私だったら足を踏んでしまいそう……!
一通りステップを復習したあとは、2人1組になります。この日のレッスンでは20名近くの生徒さんが参加されていましたが、半数近くは男性でした。ほとんどの方が1人で参加されていて、男性も女性も関係なく仲よさげに会話を楽しんでいる様子があちこちで見られました。
いざペアの姿勢になって身体を組むと、途端に「社交ダンス」のイメージに近づきますね。ちなみにパートナーは定期的に替わるので、誰とでも満遍なくコミュニケーションがとれるようです。

さぁ、輪になって踊りましょう!

表情までお見事!
表情までお見事!
いよいよ音楽に合わせてダンスを踊る時間です。会場いっぱいに円の形で広がり、フォークダンスのようにパートナーを替えながら踊ります。なんといってもみなさんの意気揚々とした表情が印象的でした。ときには「ちょっと忘れちゃったかも……」という女性に対して「私がリードするので大丈夫ですよ」なんて男性が優しくささやく場面も。見ているこちらも参加してみたくなるような雰囲気でした。
挨拶は大事です。
挨拶は大事です。
パートナーが替わるときには、丁寧に「ありがとうございました」とお辞儀をし、新しいパートナーには「よろしくお願いします」とにこやかに近づいていく。さすが上品なシニア世代のみなさんです。
1時間30分あるレッスンの時間ですが、誰一人としてつまらなそうに踊っている人がおらず、みなさんが真剣に「社交ダンス」を楽しんでいることが伝わってきました。

シニア社交ダンスの伝道師、ヨシ矢野さんの魅力

絶妙な“いじり”がポイントです。
絶妙な“いじり”がポイントです。
楽しそうな「シニア社交ダンスクラブ」の雰囲気をつくりだしているのは、講師のヨシ矢野さんだといっても過言ではありません。矢野さんはニューヨークでダンサーとして活躍された経験を活かし、気軽にできるアメリカンスタイルの社交ダンスを普及させています。ダンスを教える力はもちろん、生徒のみなさんを楽しませるトーク力もお見事で、会場は終始和気あいあいとしたムード。それだけでなく、周囲に目を配り、習熟度や体調の変化に気をつけながら声をかけるような一面も見られました。
身体を動かした後のストレッチは気持ちいいですよね。
身体を動かした後のストレッチは気持ちいいですよね。
楽しい1時間30分もあっという間に終わりの時間がきてしまいました。ダンスが終わったらはい終了、ではなく、その後のストレッチも入念に行います。休憩を挟むとはいえ、1時間近く踊り続けるわけですから、それなりに身体も疲れることでしょう。しかし、身体がつらそうという姿はほとんど見られず、とても晴れ晴れとした表情で帰っていく姿が印象的でした。やはり「楽しい」という気持ちが勝っているのでしょうね。

講師:ヨシ矢野先生(ジャパンソーシャルダンスクラブ)にお話を伺いました。

ヨシ矢野(よしやの)さん
ヨシ矢野(よしやの)さん
――とても楽しいレッスンでしたが、ある程度踊れるようになるまでは時間がかかってしまうのでしょうか。

そんなことは決してありません。パーティなどで楽しめるようなアメリカンスタイルの社交ダンスを一から順に教えていきますので、みなさんすぐに踊れるようになります。生徒さんの通っている年数も人それぞれですので、心配いりませんよ。

――矢野さんは元々現場のダンサーをされていましたが、現在では教育者として活動されています。きっかけは何だったのでしょうか。

単純に教えることが楽しいと感じたからですね。ダンスを通じて人が若々しく健康になっていくのが素晴らしいと思っていて、それをいろんな人に体験してもらいたいと思っていたら自然と教える側にいました。

――どうしてシニアの方々に教えているんですか?

ご高齢の方々にとって「外出する」というのはとてもハードルが高いことです。しかし何か用事があれば、少しでもそのハードルが下がると思います。「シニア社交ダンスクラブ」に通うことで、外に出て体を動かすという機会が提供できれば良いと思っています。気軽に健康を保ちつつ、人と親睦を深める機会にもなる、そんな社交ダンスの魅力をこれからも多くの方に伝えていきたいと考えています。

シニア社交ダンスクラブHP
【場所】 桜新町区民集会所 世田谷区桜新町1-30-14
 ※変更の場合がありますのでHPをご覧ください
【スケジュール】 毎週月曜、13:30~15:00
【レッスン料】 1回900円(入会金なし)


編集後記

記者:O
記者:O
さて、『突撃!シニアライフの現在』の第3回はいかがでしたか?
今回のテーマは「社交ダンス」。シニア社交ダンスクラブは取材を受けることも多いそうで、生徒さんが「私たち、シニアの星ね♪」と仰っていました。私は端っこで写真撮影をしていたのですが、休憩時間に飴をいただくなど、とてもフレンドリーに接していただきました。
ちなみに生徒さんたちは、区報の案内をみて自主的に参加される方が多いのだそうです。まいぷれにもサークル情報がありますので、気になる団体があったら連絡してみるのも良いかもしれませんね!

2015/03/23