地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、世田谷区の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

世田谷区の地域情報サイト「まいぷれ」

せたがやさんぽ 番外編

世田谷ボロ市に行ってみた 番外編

2015年1月16日に行われた世田谷ボロ市潜入レポート!

「世田谷ボロ市」で骨董品・雑貨探索!

美味しいものが食べられて、珍しいものにであえるボロ市。ボロ市の楽しみ方は人それぞれですが、『せたがやさんぽ 番外編』では、その名の由来にもなった「ボロ」、つまり古道具や骨董品などのレトロなものを中心に紹介していきます。

ボロ市でであったモノたち

1.レトロ雑貨のお店
骨董品と聞くとちょっと高尚で近寄りがたいイメージもありますが、レトロ雑貨と言われると途端に身近に感じてしまうから不思議なものです。あらゆる場所でこけしを見かけました。

2.キャラクターグッズ
アニメなどのキャラクターグッズもいろんなところで見かけました。筆者的に一番見た気がするのはペコちゃん。珍しいところだと、ベティ・ブープちゃんのグッズもこれでもかというほど見ました。普段他のお店であまり見ない分、新鮮なのかもしれません。珍しいキャラクターにどれだけであえるか数えてみても面白いかも?!

3.路線バスのアレコレ
「いやぁ~、うちの裏山に捨てられてたからさ!」なんて冗談か実話か判別しにくい情報を教えてくれたお店のおじさん。筆者は実物を見たことが無いのですが、なんとなく懐かしい気がするのは何故でしょう?

4.外国人の露天商
すっかり観光名所のボロ市では、外国人の観光客をたくさん見かけました。中には出店者が外国人というパターンも。この作品は下の紐を引っ張ると中の鳥達がきつつきのように動くという可愛らしいしかけ。実に日本人ぽい作品だと思ったのは筆者だけでしょうか……。

5.謎の大仏
何百ものお店があるとそれぞれのお店が差異化を図りますが、中でもインパクトのある配置のしかたは重要です。こんなのついつい大仏に目がいってしまうじゃないですか。各屋台の呼び込みの工夫にも注目です。

世田谷ボロ市限定!◯◯の△△△にであう。

さて、いろんな掘り出し物を見つけましたが、中でも盛り上がっていたのが戦前の教科書を販売していたブースでした。シンプル・イズ・ベストなPOPが目を引くこちらの本棚には、戦前の教科書がところ狭しと積み上げられています。
出店していた方は普段漆器やガラスなどを売っている古道具屋さんだそうで、戦前の教科書はこの世田谷ボロ市のためだけに1年かけて準備をしているんですって!その情熱に感服です。その甲斐あってか楽しみにしてくれている人がじわじわと増えているとのことでした。これぞ世田谷ボロ市限定の新名物といえるのでは?!
うっかり2冊買ってしまいました。
うっかり2冊買ってしまいました。
戦前の教科書ブースは、若い人からお年寄りまで老若男女問わずに大盛況でした。なかでも小学生の男の子が「ママー!太閤記あるよー!」と話していたのにびっくり。ミーハー気分で立ち寄った自分が少し恥ずかしくなりました……(笑)

さて、気を取り直して。(食べもの以外の)世田谷ボロ市めぐり、いかがでしたか? 最近ではボロ市本来の古物や農具などを売るお店にかわって、食品や植木などを扱うお店が増えてきているんだとか。せっかくの「ボロ市」なので、普段であう機会のないモノめぐりをしてみるのもオススメですよ♪

2015/01/23